ど素人両親と小5長男の難関中学受験チャレンジ日記

中学受験をまったく経験したことのない両親と小5(2019年受験)の息子が、無謀にも難関中学を目指そうと決意してしまいました。…ですが、両親ともに中学受験のど素人のため、知識も経験も知り合いもまったくなしの状態です。なので、教育系や心理学系の書籍や論文などを読み解きながら、少しずつ教育方針を作ろうと試行錯誤。その軌跡(ログ)になります。

偏差値68の壁をどのように乗り越えればよいのか(試行錯誤中)

4年の後半から家庭学習は基本的に息子に任せており、ほとんど放置状態なわけですが、成績的には、もう半年以上偏差値65〜67の間をうろうろしており、68あたりに壁を感じています。本人も苦しんでいるようなので、そろそろ何か手を打ってあげたいなと思いました。

 

このように成長に踊り場がある場合、

大きく分類すれば

  1. 学力が不足している
  2. 学力が発揮できていない 

のどちらかが原因です。

(ちなみに過去に60の壁、65の壁がそれぞれあり、それぞれなんとか乗り越えてきました。60、65の乗り越え方については、これらに加えてもう一つ別の要因が大きいと思っていますが、こちらはまた別の機会に)

 

手っ取り早いのは 2. に対策を打つことなので、まずは、学力的には問題ないのに、それがうまく発揮できていない箇所があるかどうかを分析することにします。

 

まず、直近5回分のテストの答案を広げてみました。各テストの間違いの種類を整理してみたところ、毎回10〜20点分くらいはいわゆるケアレスミス(字が汚い、計算ミス、問題の読み違い・早とちりなど)で間違えていることがわかりました。(多くの子がそういう感じかとは思いますが)

 

そして、今の得点にこの10〜20点分を加えると、だいたい偏差値68〜70の間になります。つまり68の壁を越えるには、学力の底上げに力を注ぐよりも(たとえば難しい問題を解きまくったりするよりも)、ミスをできるかぎり減らすようなテストへの臨み方を身につけた方が早そうです。

 

…と、簡単に書きましたが、ケアレスミス撲滅は永遠の課題です。ミスの原因も子供によって違います。では、うちの息子の場合は何が原因なのか?

 

そこで本人に「ねえ、なんでいつもミスしちゃうんだと思う?」と他人事のようにやさしく聞き、回答から注意深く原因を探ってみたところ…

 

ひとことでいうと、

 

そもそもテストを注意深くやろうとしていない

 

という驚きの事実がわかりました(笑)

 

あれだけケアレスミスで嫌な思いをしているのにもかかわらず、幾度となく注意し、これからは丁寧にやると何度も反省していたにもかかわらず、いざテスト前にはカラッと忘れて、大して注意せずに受けているわけです。これではいつまで経ってもケアレスミスが直るわけがありません。

 

では、なぜ忘れてしまうのか?

ここの原因を正確に捉え、的確な対策を打たないと意味がありません。

 

そして1週間ほどいろいろ考えてみて、ひとつの仮説にたどり着きました。

 

それは、サピックスではテストが多すぎるということです。

 毎回の授業前テスト、全教科のデイリーチェック、理社コアプラスと、なんと1週間に9回も小テストをしています。テストが多すぎるので、毎回毎回間違えないようにしようという感覚が少しずつ麻痺してるのではないかということです。(少なくともうちの子は)

 

日々のテストに対しての心構えは(たとえ小テストといえども)、そのままテストというものを受けるときの習慣となり、いざ本番というときにも、頭では間違えたくないとわかっていても、日々のテストの中で習慣化されているため、半分無意識状態で取り組んでしまっているのでは?という仮説です。

 

実際に毎回の小テストでは80点とか90点をとってくることが多く、原因はケアレスミスが多いです。さらに間違えることが当たり前になっているため、ケアレスミスに痛みを感じていないということも、注意して取り組めない要因になっているのではと思いました。

 

ということで、方針としては「毎回の授業でおこなわれるテストすべてで、ケアレスミスをしないぞ、という意識を持たせる」ということにしました。

 

対策1として、まずは

「小テストもケアレスミスしないように意識しようね!」

と、塾の日の朝に声がけしてみました。

 

が、予想通りまったく上手くいきません(笑)

同じことを2週間ほど続けて様子を見ましたが、まったく改善する兆しがありません。

 

次に対策2として、ちょっと面倒だったのですが、毎回の小テストを可視化してみることにしました。

模造紙に小テストの一覧をずらりとならべ、100円ショップで買ったシールを使い、毎回のテスト毎に点数に応じて色の違うシールを貼らせます。100点なら黄色、90点台なら緑、80点台なら青という具合です。

 

いろいろ意図はありますが、小学生は単純にシールを貼るのが好きだとか、日々の単調なテストをゲーム化するだとか、日々のテストの点数の捉え方を流れていくただの数値情報から視覚情報に転換させるだとか、見た目は雑ですが、それなりに考えて作りました(笑)

 

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こちらはまだはじめて3日ですが、本日のテストでは意識ができたようです(本人談)。点数に関しては、当面は問わないつもりです。大事なのは、テスト前にケアレスミスをしないという意識すること。ここさえできるようになれば、そのうちテスト前の意識づけが習慣化し、自然と結果もついてくるのではと考えています。(ケアレスミスは学力の問題ではないので)

ちなみに今日はさっそく100点を取ってきました。これはいけるかも!?

 

ということで、しばらくこの方法で様子を見てみたいと思います。

 

ちなみに私が学習や成長の方略を考えるときは、以下の3冊をよく参考にしています。ビジネス書ですが、超一流の研究者の長年の研究にに裏打ちされた(個人的には)最高の名著で、子供の成長にも完全に適用できます。よかったら読んでみてください。

 

超一流になるのは才能か努力か?

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達人のサイエンス―真の自己成長のために

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成功する練習の法則―最高の成果を引き出す42のルール

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